2008年6月15日

1951年

先日の煙草屋さんの大将のRですが、PAT付き、グループコード4でDATE CODEがアンダーライン付きの0の個体なので、通常だと1950年と判別しそうなものですが、これは1951年になります。
YOBのOBさんが素晴らしいDunhillのDating Guideをまとめてくれたのですが、そこの右側にある注釈(*2)にもあるように
(※2)煩雑だが、1951年製dunhillパイプのdate codeは0であることに注意。1のdate codeを持つ1951年製パイプは、現在のところ1例(Tanshellのプロトタイプ、ROOT SHELLの一本)しか知られていないという。1951年製dunhillは、417574/34のPatent.Noとアンダーラインつき0のdate codeに加え、グループナンバーを持つことによって識別される。(→1951年製Dunhillの刻印例) Pat=417574/34 date code=0でグループナンバーがないものは1950年製。

なのです。

ここで面白いのは、1951年にはTan Shellはまだなかったので、グループサイズはあってもShellを識別する"S"の刻印はないというところ。
なかなか、Dating Guideを見てても頭で理解しても、物を見ると?ってなるのですが、Tan Shellがない時代でこのブラストされたパイプは
Shellって言わなくても一目瞭然ですからね。

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