2010年6月29日

雨もまた楽し

gogobeemerさんに誘われて白銀林道と北富士演習場に行ってきました。

前日から降り続いた雨と霧が残る中でしたが、二人共豪快に水たまりに突っ込んでドロだらけというよりは、ずぶ濡れになってクリア。
gogoさんが、スプラッシュガードの取付部にコンデジを付けて動画を撮ったのですが、残念ながらエラーで撮れていませんでした。
POV持っていけば良かったなぁ。


白銀林道の後半辺りから霧が濃くなってきて、モワッとした中、椿ラインを抜け仙石原経由で乙女峠を下って御殿場に。
この時点で御殿場は濃霧に包まれていたので、東富士演習場は諦め篭坂峠を越えて富士吉田市に。

インナーのゴアで雨を止めていたgogoさんのラリー2がずぶ濡れ(僕もレインウェアを着たのですが、結果として汗でラリー2はずぶ濡れ)だったので、日曜営業で座敷でない店ということで、カレ吉で吉田うどんの昼食。

吉田うどんの店の中では強烈な個性はないものの、日曜も営業しているし、営業時間も他に比べて長く、店も分かりやすい位置にあるので、初めての吉田うどんには最適かも。
熟成中の麺

山梨県側は小雨が降っているのもの、霧はなく富士山が静岡県側で雲を堰き止めているのだなぁと実感。
昼食の後は、北富士演習場に移動です。

前回と違い、雨に濡れてしっとりとした路面は滑りにくく、元々超フラットな路面は3桁でも走れる位です。

ここは一体どれくらいの速度で走ったら良いんだろう?って毎回思います。
外周路の上側で山中湖を眺めながら、GSを止めて小一時間休憩。
休んでばっかりですねw

カッコーが鳴いたり、鹿が出てきたりと雨に濡れた緑が綺麗な中、気持よかったです。

そう、先週お会いしたG800GSのshoさんが、今週も来ていてビックリ。
って、こっちも連チャンでしたw

時計回りでなくて、反時計回りのほうが上りがはっきりしていて、楽しいと思うのですが
分岐を覚えていなくて時計回りしか出来なかったのが、残念。
次回は真面目に走って2,3周したいですね。

今回はパニアケースを付けて走ったのですが、外した時と違ってリアを振った後での収束がモタついて、外したほうが数段走りやすいなぁと実感しました。
でも万一倒した時に起こしやしからなぁ、腰痛いしw
KAROO(T)に履き替えて1ヶ月程、ダートに行くのもタンデムを除くと10本走ってないので、まだまだ下手っぴでスタンディングよりもシッティングのほうがしっくり来るんですが(苦笑)ダートは楽しいですね。

さぁ、Akiraさん、待ってますよ〜!
そして、makkuroさん、鹿いますけど、行きましょうよw

2010年6月20日

北富士演習場

東富士演習場で腰を痛めたのに、学習能力に欠けているのか、吉田うどんを食べに
行った帰りに、ついつい入ってしまいました、北富士演習場。

KITAFUJI and YOSHIDA UDON at EveryTrail


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12時半過ぎになって、ミルクの中のような濃い霧は山梨側には出ていないとの
情報をキャッチし、慌てて吉田うどんを求めて富士吉田に向かいます。
自宅から1時間しないで目当ての店についたものの、吉田うどんの店は11時開店
14時閉店とか多く、日曜定休ってのも多いのです。

そう、定休日でした(苦笑)
時間は13時半。急げ!日曜定休じゃない店を探すんだ!
こういう時iPhone、便利ですね。
あ、携帯でも同じですけど。

で、ついたのが「たかちゃんうどん」
店頭にキャラクター人形がいますw
「冷やし 小」と「肉うどん 小」を注文。
冷やしはつけダレが冷たかったです。
醤油味噌味が多いなか、ここは味噌が強めの味でした。
今日は確実に雨に降られそうなので、タンデマーはお留守番。
腹ごしらえも終わったので、次なる行き先を考えつつも、帰りに御殿場に用事が
あるので、なんとなく足が向かったのは、北富士演習場(笑)

敷地内に入ったすぐ右側にある広場にF800GSが見えたので、挨拶に近づいたら
去年のどろんこ祭でみかけた方でした。
すでに外周コースを2周ほどしてきたそうでした。
路面がかまぼこ状になっていること、ところどころガレているところがあるけれど
基本はフラットダートであること、1周約20kmほどとの情報を教えてもらいます。

椎間板を痛めたばっかなので、Adventreを倒す事だけはしないように、用心して
いざ出発。
流石山梨側。雲に囲まれているけれど富士山も見えます。
全体的にこんな感じの所が多い外周路。
走りやすいです。

3分の1程走ったところで、外周路のさらに外側のコースに勘違いして入っていき
クネクネとカーブしながら登るところで、先が見えないので、今日のところは用心して
Uターンして戻ります。
先がわからないとちょっと躊躇するような斜度と路面でした。

入り口付近の広場に戻るとF800GSの人がターンの練習をしていました。
外周路を回って戻ってくるのではなく、行った道を戻ってきた僕を見て
一緒に外周路を走ってくれる事に。
広大な演習場は外周路も途中枝分かれがあるし、中に入るとマディでとても
抜け出せないような路面だったり、穴があったりするので、最初は先導してもらうと
助かります。


案の定、先程躊躇してUターンした部分は外周路ではなく、斜面を登る行き止まり
だったそうです。
ヨカッタよ、行かなくてw
途中、森の中のような道があったり、山中湖が見渡せるところがあったりと
楽しいコースでした。
ちょっと東富士とはまた雰囲気が違います。

ダートに入る予定じゃなかったので、エアも落とさずリアは2.9とパンパンに
いれてたので、若干跳ねましたが、楽しかったです。

一人で行くのもいいけど、人と一緒に走るってのも楽しいですね。

2010年6月7日

ダートは楽し パート2

先週に引き続き、御殿場と裾野市にまたがる某ダート(東富士演習場ともいう)にニコニコ顔で向かいます。
今週は先週とは違って、電動ポンプとエアゲージを入手したので、入り口でエアを1.8kgまで落とします。

前日の土曜日に土砂降りの雨があったにもかかわらず、富士山の火山灰土はカラッカラに乾いて埃がたつ上体で、ところどころ顔料のような微細な砂が吹きだまっててハンドルを取られます。
どろんこ祭でインストラクターに教わったようにリア荷重で踵を落とし、腰を引いて傍目にはへっぴり腰で演習場内を走りまわります。

先週と違って、今週は金沢野営場に多くのテントがあって、あちこちの茂みにはタイアチェーンを巻いてカモフラージュした軽装甲機動車が潜んでいたり、高機動車が谷間に隠れていたりします。
コーナーの茂みには機銃を構え、顔面にカモフラージュメイクをした人が伏せていたり(目が合った)。

20人×2組位の人が雑嚢を背負って小銃を手に歩いているのに遭遇したり、別の所では更にガスマスクをして歩いているのを見かけます。
暑いのに大変です。

もう少しズームすると
帰り道に撮影したのですが、模擬地雷と思われる樹脂か金属で出来たものと、柔らかい土を盛ったのがあります。
いやぁ、本物じゃないよねぇ?と一旦はUターンするのですが、別の車両が脇をスーっと走り抜けたので、ヘーキでした。
ここはクリア。

更に平塚道を登ってお気に入りの場所に行こうとしたら、「射撃中」と書いた標識が道路を半分塞ぐようにロープをつけて出ていたので、大人しくUターン。
今日は諦めます。

太田道で戻って、広場の所に出る前に大きめの火山礫の他と違った路面で、左右を法面に囲まれた道が見えたので、登っていきます。
小さな穴が沢山開いた火山礫なので、粒が大きいのですが、軽くズリズリとスロットルワークが雑だと滑ります。
こんな感じの路面。

屋外でiPhoneのカメラ撮影は液晶が見にくくて、撮影した写真の保存に失敗したり、意図せずしてシャッターを切ったりすることがあります。
これもそういった1枚。
足元の地面が写っています。

どうしてそんな地面の写真が撮れているかって?












それはね、











「ごろん」と腹を見せて横になっているAdventureの写真を撮ろうとしたんですよ。

いやぁ、チタンの焼け色が綺麗だねぇ(違

御殿場の標高800mにしては暑く、気温は24度。
風も当たらず、汗だくでちょっとボーっとしてきたので、シールドを開けていたらアブ?が顔に止まったので、焦って払おうとして右手をスロットルから外した瞬間、エンストしました。
上り斜面の深砂利、2速でトロトロ登っているのですから、スロットルから手外したらダメですよねぇ・・・。

エンストしても、シートをHiからLoに下げているので、足も付くからヘーキと思ったら、足元の砂利ごとズリッと股裂きみたいになって、立ちゴケです。

パニアを外していったので、ペッタリ倒れています。

立ちゴケしても、最近じゃ慌てず写真も撮ったりする余裕もあるので、ここは暑いしひとまずトップケースから水を出して飲もうじゃないかと。
ヘルメットも脱いで、日差しが強いのでキャップを被って、落ち着いて引き起せばどうにかなるさと。






ダメでした。


持ち上げても、上がる訳がないので、倒れたAdvに背を向けて、リアキャリアとステアリングを掴んで、シートに向かって背中を押し付けるようにしながら、一緒に膝を使って立ち上がろうとしたのですが、砂利に接したリアタイアがズリズリと滑るだけでした。

ならば、シリンダーヘッドを軸にして回転させよう(傷増えるから嫌なんだけどねぇ)としたら、右の法面にフロントが当るので、ちょっとしか動きません。
逆回転は斜面で傾斜してるので無理。

車輪部分の砂利をどけたりして手を変え品を変えしてトライしますが、びくともしません。

Twitterして休憩、気を落ち着かせます。
#演習場内でタチゴケ。登りの砂利で滑って起きない。腰にきたので休憩してからにしよう。起こせるか? 11:59 AM Jun 6th Twitter for iPhoneから

そうこうしているうちに、軽トラに乗った地元の山菜取りの人が通り掛かって、引き起こすのを手伝ってもらえました。
神様のように見えた瞬間です。


#運良く人が通りかかって助かった。 12:03 PM Jun 6th Twitter for iPhoneから

「こんな砂利の坂、バイクじゃ危ないよ〜」
と言い残して去って行きました。

ほんと、さっさとこの砂利の坂から脱出したいです。

で、ウエアを着て(途中で暑くて脱いだ)、ヘルメットを被って、起こしたAdvに跨って、ASCはオンにしてローで発進。



しませんでした、ジャリジャリっと砂利を掃いて、ゆっくりと右に倒れました。
写真じゃわからないけど、結構な斜度なんで、途中からの再登坂は無理でした。

#脱出しようとして、また深砂利でタチゴケ。学習してない? 12:10 PM Jun 6th Twitter for iPhoneから

ここからが、悪戦苦闘。
左右の法面に囲まれてカーブしているので、周りからは完全に死角になっています。
他に人が通り掛からないと、自力でどうにかするしかありません。

#法面が邪魔して倒したままバイクの向きを変える事が出来ない。保険のロードサービスに電話しよ。腰が限界w 12:34 PM Jun 6th Twitter for iPhoneから

最初、BMWのロードアシスタンスサービスに電話したら、車両の故障でないので有償になるから、JAFや保険のロードサービスにしたら?と言われます。
ロードアシスタンスサービスも保険じゃねーのかよ?と思いますが、まぁ、規約がそうなのですから仕方ありません。


#マフラーも冷えたけど、満タンに近かったので、ブリーザーホースからガソリンが垂れてる。危ないけど、どうしようもない。 12:46 PM Jun 6th Twitter for iPhoneから

ちょっ、ほぼ満タン、30L以上タンクにハイオクが入っているのが、結構な勢いでぽたぽたとホースから出てきてます。
動画を撮る余裕は既になし。

乾いた火山灰土が吸いとっていますが、エキパイが熱かったら引火しかねないです。
が、どうしようもなく。
クリップとかあったら、ホースの口を閉じれたなぁ。


で、任意保険の東京海上日動に電話したら、ロードサービスが混んでいるので30分位したら折り返し電話してくれる事に。
詳しい場所はその時に聞くと言われます。
待った挙句に、そこには行けないって言われるんじゃないかと不安が残ります。
あと、ソフトバンク携帯、微妙な感じですぐに圏外になります。

つうことで、最悪の自体のためにも引き起こしを続けます。


その時、腰にチクッと痛みが走りました。



30分以上もがいて、Twieetの時間で確認すると2回目の立ちゴケから77分、パジェロミニに乗った3人組の蕨取りのおじさん達が通り掛かりました。

4人居るとAdvも軽々と起こせます。
今回は学習機能が働いて、その場で下りに方向転換。

「バイクは無理だって、兄ちゃん、蕨とり?」

違います。

#無事に脱出。深砂利の斜面はアナキーの方が楽にクリア出来たかも?腰が痛い。 1:27 PM Jun 6th Twitter for iPhoneから


#ダートで汗をかいたあとに冷たいアイス (@ サークルK 御殿場駒門店) http://4sq.com/cLpUSW 1:45 PM Jun 6th foursquareから

# ガリガリ君うまー 1:51 PM Jun 6th Twitter for iPhoneから
呑気なもんです。

その後、ざざっと火山灰を水洗いして、水分を飛ばすのに湖尻峠を登って芦ノ湖まで。

家に帰って、ラリー2Proスーツを洗濯したあたりから、腰が尋常でない事に気が付きます。

慌てて氷嚢で冷やしますが、遅かったようです。

今日、レントゲンを撮った結果は、下から3箇所の椎間板が片側潰れていました。
2年前にも同じような事言われたなぁ。
無理しちゃダメだって、その時も言われたなぁ(遠い目)

教訓
・パニアがあると起こしやすいかも
・水は忘れずに携帯
・ソフトバンク携帯は圏外だと思え
・アブなんか気にするな

2010年6月2日

ダートは楽し

さて、前回の投稿にも書いたようにKAROO(T)を履いたので、早速林道に行ってきました。
とりあえず、一人で走ったことのある林道に行ってタイアの違いを味わってみようと箱根は白銀林道に行ってきました。
ワクワクして遠足前の子供のように早く目が醒めて6時半には朝食も終わって出発です。
(え?普通だって?)
近所のGSで給油して湖尻峠を超えて芦ノ湖スカイラインの野尻料金所が開く前に通り抜けます。ここまで自宅から30分掛かりません(笑)

最初は舗装路で倒しこむと急に切れこむのに違和感がありましたが、すぐに慣れてきます。

今年はじめての白銀林道ですが、ASCはオンのまま、ABSだけキャンセルして走った感想は
「こんなに走りやすいんだったらもっと早く履けば良かった」
の一言です。

いや、実際には下手っぴで遅いんですけど、安心してフロントブレーキも掛けれるし、スロットルを開けてグイグイと路面を噛みながら進んでいくのも、何もかにもが新鮮でした。
白銀林道を出たところ

ドロドロというよりビショビショ
パニアケース外すと身軽ですねぇ〜。空っぽでも結構重いんだなぁと実感。
特に降りてGS-Aを取り回す時に感じる重さ、大きさが全然違いますね。

大きさといえば、白銀林道は自然も路面も楽しいのですが、ちょっとGS-Aには道幅が狭いように思います。
林道ってそんなもんなのかな?
ガードレールもなく、片側が崖だといくらKAROO(T)履いててもガバッとスロットル開けれないですよね。

大観山は霧が出ていて気温も低く、
「急に霧の中からカーブが出てきて焦った!」
と興奮気味に話しているライダーが数人いる位で閑散としていました。
朝練に来たと思われるイタリアの跳ね馬な人

ということで、白銀林道を走り終わって、まだ9時前なので御殿場のダートに行くことに。
前回、入ったところよりももう少し奥まで行ってみようという目標でダートに入ります。
ここでASCをカット。
ASCは舗装路では不要なスリップを避けてくれて、転ばぬ先の杖なんですが、ダートだと直ぐに作動してしまい、
んばばばばんばばばば、んんんばばばばばばぁ〜!
と燃料カットが断続的に起こって爆音だけど前に進まずみたいな感じです。
そのかわり、リアだけ横に滑っていくような事はないので安心なんですけどね。

相変わらず、山菜採りの地元民が草むらに潜んでいる中をぐんぐん上に登っていきます。
相当上のほうまで地元民がいましたが、急に傾斜がキツクなったあたりから、誰もいなくなり、周囲の景色も草原から森の雰囲気になってきます。
霧が立ち込めてきて、足元の路面が見えず、急にギャップや大きな轍でヒヤッとした所もありましたが、最高に楽しく、若干興奮気味に駆け上ります。

霧が立ち込めています。
もっと濃い時もあったのですが、走るのに必死で写真はなし。

HID Fogが霧を切り裂く?

1時間半近く、50km程ダートを走りまわって、大満足。

最後は乗馬クラブで本物の馬を見てきました。
本物の馬はAdventureよりも数倍大きいですw