2008年6月24日

252


ファットシャンクのビリヤードの雄、#252がやってきました。
ちょっと、シュラックでお化粧しすぎじゃないか?って気もしますが、販売当時はこんな感じでショーケースに入っていたのでしょうねぇ。
ステムの状態もボウルの状態もパーフェクト、ニアミントです。
値段もニアミントでしたが・・・・


ドイツeBayにだけ出品されていたのを見つけて、1週間見守り続けただけに、落札した時は嬉しかったです。ドイツはDHLがドイツ郵便の傘下なのとEMSに加盟してないので、送料が高くついたのが痛かったですが、モールと立派なソックを入れてくれたので、よしとしましょう。


252F/T
DUNHILL MADE IN 4(circle)S
SHELL BRIAR ENGLAND6

期待の高まる66年モデル。これから火をつけるのが楽しみです。

2008年6月21日

モノポール


mypa~geの中の人に触発されて、というか程度の良い出物を教えていただき、落札しましたColibriのMonopol。
なんとNIB-New In Box-でした。
フェルトのケース、取扱説明書と共にColibri MONOPOLのロゴが入った箱に入っていました。
ということは、相当長い年月使われていなかったので、フリントは入れっぱなしで湿気で粉々になっているか固着しているかのどちらかでして、今回はガッチリ固着していました。
モノポール組み立て講座を参考にして分解して、下から100円ショップの精密ドライバーを突っ込んで、固着したフリントを叩き出しました。
あとは、新しいフリントを入れてオイルを入れただけで驚異の着火率(大袈裟かもしれないけど、Zippoより着火率はいい)です。
風防がないデザイン(風防付きのレア物もあるみたいですが)なので、風には弱いのかもしれませんが、そんな風の強いところでライターは使わないので問題なしです。反対の手で覆ってもいいし。

これはレギュラーサイズよりも丈が短いショートサイズー丁度Zippoのボディ部分の高さくらいーなのでポケットでも邪魔にならず非常に使い勝手が良いお気に入りです。

クラック発見

梅雨の土曜の朝にリーマーでカーボンを落としていたら、#120の番になって・・・

この角度じゃ分かりにくいのですが、ボウル中央に1本深くクラッギーな皴があるんですね。


リムの10時の方向に段差があるのがわかりますか?


別の角度から、はいどうぞ。


この角度はわかりにくいですね。

届いた時の状態がすごぶる良かったので、カーボンを落としてチェックしていなかったので、元からあったものなのか
僕がつけてしまったのかわかりませんが、丁度ボウルの肉厚が薄くなっている部分、ブラストして抉れている部分なので ー 比較的柔らかい部分ですね ー がチャンバーまで貫通したクラックになっていましたぁ・・・

過剰燃焼させた事はないのですが、もっと早くにカーボンを除去してチャンバーの状態をチェックしていたら、クラックはここまで成長していなかったかもしれませんね。
火皿保護剤とかでこれ以上クラックが成長しないように保護しないとダメなのかな?

2008年6月17日

Write Room

黒背景だけになるワープロソフト

パイプと直接関係ないので、掲載しようか迷ったけど、ここのサイトの色使いと似ているので紹介。
あ、Mac用です。
Writeroomとそのものずばりの名前のソフト。
blogで紹介するとシェアウェアなんだけど、ライセンスキーを呉れます。
30日間のお試しつき。

2008年6月15日

保管場所

1920年代のShellのズルをsamiに持ってかれて、気合い(と予算)が足りないと反省して、再度PATのズルに向かったのですが、終了1分前まで$100位だったので、こりゃ楽勝と思っていたら、またしても$5差でOutBit.....orz
果たして自分が今吸ってるDは神棚級と較べてどこあたりなんだろうか?といった漠然とした不安のような気持ちが弱気なbitになってるのでしょうか?
しかし、くやしー。

で、悶々とした気持ちをどっかで解消しようということで、急遽、暗くなってからDの保管場所を公開(後悔?)することに。
散らかってるのは見なかった事にしてください(苦笑)






Dunhillで埋め尽くされたキャビネット・・・・じゃないんだよな(苦笑)
扉の内側はD以外もあります。
普段は中に水取り象さんを入れてあります。


ついでに撮影環境も。
折り畳むと厚さ10cm位になる折畳み式の撮影ボックスです。
正面内側には蛍光灯が2本ついているのと、各パネルの内側が銀色なので光を有効に使えます。
でも、使っているのはコンデジ(笑)
これ便利ですわー。

1951年

先日の煙草屋さんの大将のRですが、PAT付き、グループコード4でDATE CODEがアンダーライン付きの0の個体なので、通常だと1950年と判別しそうなものですが、これは1951年になります。
YOBのOBさんが素晴らしいDunhillのDating Guideをまとめてくれたのですが、そこの右側にある注釈(*2)にもあるように
(※2)煩雑だが、1951年製dunhillパイプのdate codeは0であることに注意。1のdate codeを持つ1951年製パイプは、現在のところ1例(Tanshellのプロトタイプ、ROOT SHELLの一本)しか知られていないという。1951年製dunhillは、417574/34のPatent.Noとアンダーラインつき0のdate codeに加え、グループナンバーを持つことによって識別される。(→1951年製Dunhillの刻印例) Pat=417574/34 date code=0でグループナンバーがないものは1950年製。

なのです。

ここで面白いのは、1951年にはTan Shellはまだなかったので、グループサイズはあってもShellを識別する"S"の刻印はないというところ。
なかなか、Dating Guideを見てても頭で理解しても、物を見ると?ってなるのですが、Tan Shellがない時代でこのブラストされたパイプは
Shellって言わなくても一目瞭然ですからね。

2008年6月13日

写真追加

写真を追加しました。
LB1
LB
#120
#120 2本目

ROLLALITE

Dunhillが好きなので、initial DってタイトルのBlogにしたんですけど、Dunhillに限らず喫煙関係のblogとしてアップしていくつもりです。
でも、ライターだってDなんだぜぃ(笑)

パイプの写真を撮るのに置き台代わりに使ったので、ついでにパチリ。
よくある、ガスのローラガスじゃなくて、こいつはオイルのローラライト。
着火率はZIppoより上だと思いますが、構造上、芯をあまり長く出せないのでパイプに使うと途中での再着火には向かないです。
え?再着火なんかするなよって?

R(預かりもの)

LBを落札しようとしてる時に、同じセラーがRを出品してたので、同梱してもらいましょうよ。といつもお世話になっている
煙草屋の大将の分をBit。
他にももう1本狙って、計3本届く筈だったんだけど・・・
当初の狙いのLBもOutbitされてしまった orz

届いた時にどのパイプが届いたのかわからず、開封してしまったので、パチリ。
箱から出したままでレストアしてません。


パテント期のRは持ってないんだけど、Rって扱い易いから、羨ましいなぁ。

使い込まれてステインが落ちているけれど、刻印は鮮明だし、カーボンぎっしりじゃないから、大事に、でもガンガンと愛用されてきたんだろうな。

LB集合撮影


左から1951年、1948年F/T、1962年F/T
左の1951年ってパテントあり、グループサイズなし、アンダーライン付きの1なので、もしかしたら1941年かも?
51年だったらグループサイズあるだろうし。

1951年?1941年?


1948年F/T

ベント集合撮影

ベントが3本になったので、集合撮影してみました。

奥から、1967年#120、1966年#53、年式不明の#120






#53の刻印

2008年6月10日

LB 3本目

[6/13写真追加]
3本目のLBです。

DunhillのSomething Briar グループサイズ4だよん と投げやりな解説で出品されてた謎のパイプ。
ひょっとしたら4桁物かもしれないし、写真の色は妙に黄身がかってて、タンシェルの薄いやつ?
みたいな色でしたが、タンシェルだとBriarとの刻印はないので、Shellであろうと。


横からの1枚とボウルトップの写真の2枚だけだったのですが、これはLBに違いない!と駄目元でBit


今日届きました。
ダンボール箱をあけると新聞紙に包まれたジップロック。
ジップロックの中にはパイプと煙草のカスがいっぱい。
開けたら、ボウルの中には半分近く吸い残りが詰まったままでした。

前のオーナーがイニシャルか何か彫刻したのが、裏にRICHとありました。
リッチになるのを夢見てた?
リチャード?
いずれにせよ、リチャードは掃除が嫌いなようです。

刻印は薄いものの、強いライトをあてると、LB F/T DUNHILL SHELLBRIAR MADE IN ENGLAND64(circle)Sと読めました。
1956年のLBです。
やったね!

ただ、ステムがすごーーーくルーズ。Kメソくらいじゃ治るような程度じゃないです。
これは接着剤で肉盛りしないと無理だな。

あと、ホワイトスポットが抜け落ちて、代わりに白っぽいゴミ?が詰まっていました。
ボウルには吸い残しの煙草が半ボウル分とグループ3?と思える程のカーボンが付いていましたが、カーボンはリーマーで
綺麗に落とし、ステムはOメソッドをして、アルコールで拭いて取り合えず一服中。
まだA/Rはしてませんが、変な匂いも残ってなく、ルーズな所を除けば、紛れもないLBです。

このセラー同時に出品してたのも怪しげなのが多く、地雷?と思った人が多かったのか、なんと$55.77で落札です。

ホワイトスポットが抜け落ちたいるので、象牙を入手中。
それまではA/RとOメソッドだけでステムは磨いていません。ルーズだったステムも瞬間接着剤で肉盛りしたらいい塩梅です。

120 2本目

[6/13写真追加しました]
国際郵便は日曜日も配達してくれるのですね。
何故かローマ中央郵便局で1週間足止めを喰らっていた120が届きました!



1967年のShell
中途半端なサイズの7なので57年もあり得るかもしれないけど、57年だとアンダーラインが付きそうなものですよね。

ボウルの状態はパーフェクト、ステムはビット裏に薄ーく噛み跡がありますが、とても綺麗な状態でした。
嬉しくて毎日吸ってるので、写真は後で(苦笑)


こんな程度の良い120が$120よりも安く手に入るなんて、禿げるのでしょうか?

2008年6月4日

120




[6/13写真追加しました]
ビリヤードのLBが東の横綱だとすれば、西の横綱はベントの120だろうか?
相撲に詳しくないし、Dの知識もたかが知れてるので、かなりいい加減な事をほざいてるかもしれませんが、そんな120が届きました。

しかも、今日はMarloweの誕生日。
そんな今日、帰宅したら郵便受けに入っていました。
戦前程クラッギーでなく、70年代ほどシャローでない、銀巻きでDateCodeが読めない#120。
さっそく、アルコールで掃除して吸ってます(だから今日は写真なし)。


グループ3の#53と並べるとデカイことデカイこと。
親子というよりは祖父と孫くらい大きさが違います(亀かよw)。

ところで、この#120を落札してから10日程してからローマから出品されていた#120も落札したのですが、落札の2日後にローマ中央郵便局に届いていたのがトラッキングで分かったのですが、それっきり、もう1週間・・・・・
さすが、イタリアンジョブ。
こっちから送る場合だけ郵便事情が酷いのかと思いきや、双方向だったのね。

リム前方に強く擦れた跡があります。
#53も同じ場所に擦れた跡があるんだけど、どういう扱いをしたらこうなるのか・・・